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インタビュー|プログラムへ毎期参加し、自社のDX推進に還元

株式会社ゆうちょ銀行様

はじめに

株式会社ゆうちょ銀行様に、DXリーダーズプログラム第1期・第2期に参加していただきました。1社で累計3名の参加者を送り出してくださっているのは、過去最多人数です。

ゆうちょ銀行様は日本郵政グループのDXの取り組みの一環として、デジタルサービスの拡充やデジタル技術を活用した業務改革を推進されています。

今回は、プログラムに参加されたカードペイメント事業部・渡辺様、経営企画部・濱口様、人事部・上野様のお三方に、DX リーダーズプログラムについてお話を伺いました。
(※仕事内容・部署はインタビュー当時のものです。)

プログラムに参加を決めた理由

―なぜDXリーダーズプログラムに参加をお決めいただいたのでしょうか?

・濱口様:このプログラムの導入にあたっては、人事部が窓口になっていました。どの部署の社員に参加してもらうか検討したとき、私が所属する経営企画部にまず打診がありました。経営企画部の上司から、参加してみてはと声をかけてもらったのがきっかけです。

・渡辺様:第2期の際は、複数の部署に対してプログラム参加者の募集がありました。もともとDXに興味があったことと、普段は経験しない異業種交流ができる貴重な機会だと思い、自ら手を挙げ参加を決めました。

・上野様:私も自ら希望しました。上司からプログラムの紹介を受けたとき、DXについて学びたいとちょうど思っていたため、良い機会なので参加しました。

DX実行プラン発表会(上野様)

修了後のアルムナイプログラムで人脈と学びの輪が広がる

―皆様には1月末の1期生・2期生のアルムナイ交流に参加していただきました。感想をお聞かせください。

・上野様:1期生と再会できるいい機会でしたし、第2期には渡辺さんが参加していますが、他の2期生と繋がりができるので必ず参加しようと思っていました。研修内容(ファシリテーション・コミュニケーション)も大変学びになったので、本当に参加してよかったです。

1期では学びきれなかった別視点のファシリテーション論を聞くことができ、もっと深く学びたいと思えたので、講師の方の著書も読んでいるところです。これからも講義で学んだことを役立てていきたいです。

・濱口様:ファシリテーションの講義が印象的でした。協力者を1人から100人に、100人を1,000人に増やしていくための影響力がある問いかけをどのように実施するか、単純に機械化するのではなく、「なぜこれをやるか?」を考えることが大切といった視点を、ファシリテーション研修のなかで伝えてくださったのが印象的でした。

講師の方の話し方や司会進行の仕方も勉強になりました。人からどう意見を引き出そうか、と工夫できる人が組織には必要なのだと感じました。

プログラム最後のDX実行プラン発表会でも感じていたのですが、受講生だけではなく他社の上司の方も参加する点が、この研修は良いと思っていました。他業種の同世代・上の世代といった、自分とは異なる物の見方を持っている方と質疑応答を通じて、考えを深めることができるからです。

たとえば商社の方とお話しした際は、ビジネスの糸口の探り方が独特だったり、海外からの視点もお持ちだったので大変新鮮でした。今後のアルムナイプログラムでは参加者の上司も参加可能になったと聞いて、今から参加が楽しみです。 

・渡辺様:1期生の皆さんはパワフルだと聞いていて、その方々とお話しができるのを楽しみにしていました。2期生同士でも、普段は接点がない業種の方と接することができていますが、1期生の方も加わるとその人数も倍になって、輪が広がった貴重な機会でした。

最後のDX実行プラン発表まであと1か月前というタイミングでもあったので、1期生の皆さんがどのようにプラン作成を乗り越えたかを聞くこともできました。

アルムナイプログラム(渡辺様)

3部門から参加したからこそ様々な角度から自社へ還元できる

―アルムナイ交流をどのように貴社に還元していきたいでしょうか?

・濱口様:私が参加した1期生には、不動産企業の方いらっしゃいました。たとえばその企業と協業するとしたら、通帳アプリのプッシュ通知やアプリ内広告を通じ、優遇やキャンペーンなどを紹介して不動産や街づくりに参加できると思います。

他の参加者同士も意見を交わしていましたが、アルムナイは自社の商品・サービスを他社の商品・サービスに重ねていくための繋がりになると思います。

最終プラン発表前日の食事会にて(濱口様)

―学びを自社や自分の業務にどのように活かしたいとお考えですか?

・渡辺様:営業部門として商品・サービスを持っていてお客様と接点もあるのですが、これまでお客様に対して、ただアプリを作って提供をしてきただけだったなと反省しました。

この研修を受けてみて、ユーザー目線で必要なものが何かを考えて提供する大切さを痛感しました。この学びを業務に活かしたいですし、私だけが知っていても実現しないと思うので、部内の他のメンバーに考え方を広めていきたいと思っています。

・上野様:周りからからいろいろな提案や相談を持ってきてもらう場面が多いですが、その話が「人の行動を変容できるものになっているか?」「新たな価値を生み出せているか?」、また「単なるシステムの置き換えになっていないか?」という視点でアドバイスするようになりました。

周りからは難しいことを言っていると思われるかもしれないですが、「ユーザーの行動変容を起こす」「新たな価値を生み出す」というDXの考え方を、通常業務の中でも意識し続けることを、周囲に伝えるところから始めています。エバンジェリストとして学んだ内容を活かし、人事のDXから始められたらと思っています

編集後記

プログラムで学んだことを組織へ持ち帰り、伝道師として周りのメンバーに広げていくことが、会社としてDXに取り組むための土壌づくりになると感じました。
人のマインドを変えることは一朝一夕にできることではありません。少しずつでも理解者が増えていき、組織の考え方が変わっていくことがDX推進に繋がります。

DXリーダーズプログラムは、そんな自社のビジネスや組織に変革を起こせるリーダー人材を育成します。
参加者はDX推進部門に限りません。今回のゆうちょ銀行様のように、人事や経営企画などの管理部門・営業などの事業部といった幅広い部門の方にご参加いただいています。

プラン発表会やプログラム修了後のアルムナイ交流には、参加者の上司の方にも参加いただけます。学びだけで終わらない「繋がりの場」も提供している点は、他にはない特徴です。

今後もDXリーダーズプログラムは継続して開催いたします。会社や業界を超えた様々な方とともに学ぶ場へのご参加をお待ちしております。ぜひ以下のリンクから詳細をご覧ください。

次回のリーダーズプログラムは9月6日開講!

パソナデジタルアカデミー編集部

当サイトの執筆者はパソナデジタルアカデミー編集部のメンバーです。DX人材育成を掲げ、社内外で研修を行いながら最新情報を発信し、お役立ち記事を提供しています。また、プログラムの営業も日本全国で積極的に行っています。

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