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DX人材のリスキリングー企業における具体的な実践方法とは?

DX人材の育成を目指し、リスキリングを実践されている企業様が昨今とても増えています。リスキリング方法は、全社員対象か選抜型、オンラインか集合研修、リテラシー底上げか実践力を養うのかなど、選択肢は非常に多様です。
この記事では、パソナグループが社員に行っているDX人材のリスキリング実例をご紹介してまいります。

パソナグループのDX人材リスキリング実例

デジタル化する社会でも社員1人ひとりがリーダーシップを発揮できるために、パソナグループ内でもDX人材とそのリスキリングの必要性が高まってきました。そこで、私たちパソナデジタルアカデミーは2021年より、社内外でDXの推進役になれるようなDXリーダー人材育成プログラムを独自に開発し、グループ社員向けに毎年実施しています。

受講生は毎期、全グループ会社から公募で集まった20名前後の選抜されたメンバーです。自部門の業務改善やビジネス変革をしていきたいという意欲を持って参加しています。

メンバーのリスキリングだけが目的ではなく、その後のビジネスで必ず実践していく点が特徴です。修了後の受講生は、お客様により良いサービスを提供するためのアプリを作成したり、工数がかかる既存業務のフローを自動化するなど、DX実践者として活躍しています。

デジタル技術やトレンドは日々変わっていくため、DXリスキリングの内容も常にアップデートが必要です。2024年1月に開始した第4期DXリーダー人材育成プログラムでは、生成AIの利活用スキルやデジタルマインドセットを中心に学ぶ6ヶ月間の研修でした。

DXの手段として生成AIを学ぶ

社員向けDXリーダー人材育成プログラムの第4期が、2024年1月19日に開講しました。ここからは初回研修の様子をレポートします。

オリエンテーションの冒頭では、パソナグループCIO・河野専務執行役員より激励のメッセージが送られました。生成AIを実際に仕事で利用できている日本企業は約2割に留まるが、進歩するテクノロジーの成果を高める手段として生成AIを活用できるマインドをまずは養うことが必要と認識できました。

その後は、生成AIを活用できるマインドを養うため、日本マイクロソフト社による「Chat GPTとは何か?その活用とコツ」の講義を実施。講師によるChatGPT活用のデモンストレーションを見た後、自分たちでプロンプト入力をして回答を得るハンズオンのワークを行いました。

自分の業務が生成AIによって効率化される様子を実際に目の当たりにして、使い方ではなく自分たちの業務にどう組み込めるかという視点を体感しました。日々アップデートされる技術を積極的に取り入れるというDX人材に必要なマインドを得られた様子でした。

研修後、「DXのために生成AIを活用したい。業務効率化のみならず、新たな価値を創造していくことの重要性を認識した」「導入すれば皆が使えるものではないとわかった。リスキリングに参加している私たちの使命は、自分たちが学んだことを持ち帰り、DX人材としてパソナグループ全体へ広めていくことだと改めて感じた」という感想が寄せられました。

Chat GPTに関する情報が多い昨今ですが、ワークショップで実際に使ってみることで、業務やビジネスにどう活かせるかのヒントを得たようでした。リスキリング研修は始まったばかりです。これからの学びと成果に期待したいです!

リスキリング実例を社外向けに展開

社内でDX人材リスキリングを行ってきた経験から、DX推進のためにはデジタルスキル習得よりも前に、課題を突き詰め見極められる思考力の習得や、デジタルが持つ良さを理解し推進力を持った人材が必要だとわかりました。
こうして獲得してきたノウハウを活かして開発したのが、お客様向けのDX人材育成プログラムです。

DX人材リスキリングの第一歩に最適 課題発見・解決力を養うプログラム

DX推進を主導するリーダー人材育成プログラム

パソナデジタルアカデミー編集部

当サイトの執筆者はパソナデジタルアカデミー編集部のメンバーです。DX人材育成を掲げ、社内外で研修を行いながら最新情報を発信し、お役立ち記事を提供しています。また、DX人材育成に関するプログラムの提供を日本全国で積極的に行っています。

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