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DXリーダーズプログラム
修了式レポート|第4期DXリーダーズプログラム
自社のDX戦略を担うリーダー層の育成を目的とした「DXリーダーズプログラム」第4期が11月30日に修了しました。今期は10社から選抜された計12名の受講生に、DX戦略を推し進めるという同じ志を持ちながら、参加いただきました。
今回は修了式として淡路島で開催された、DXプラン発表会の様子をレポートします。
DXリーダー育成を締めくくる2日間の淡路合宿
「DXリーダーズプログラム」は、デジタルを活用し、他者と協創しながらビジネスや組織の変革をデザインできるDXリーダー人材を目指し、3ヶ月間学んでいただくプログラムです。学びの集大成として、自社が抱える課題を解決するDXプランを作成し、発表頂きます。
9月から始まった第4期も、3ヶ月間を締めくくる1泊2日の淡路島での合宿の日を迎えました。1日目は各自作成したDXプランについて、最終のブラッシュアップを行いました。講師や他の受講生からフィードバックをもらいながら、より実践的な内容に仕上げていきます。
その後はネットワーキングも兼ねた夕食会です。各社でDX戦略を担う方同士が課題や実現したいことを分かち合い、異業種交流だからこその気付きも得られました。
自社のDX戦略に繋がるプランを企画
2日目はいよいよDXプラン発表会です。受講生の上司にも淡路島へ直接お越しいただき、発表を聞いていただきました。1人ひとりが異なる課題感を抱えているものの、作ったプランを自社のDX戦略に活かしていきたいという皆さんの思いは共通です。学びの成果がプランの内容に凝縮されていたことはもちろん、3ヶ月間のなかで習得されたプレゼンススキルも発揮していただいた発表でした。
業界を越え、DXについて議論を深める
発表に対しては、自身の上司、他社の受講生と上司、講師からもフィードバックを受けます。そうすることで、自身の価値観の枠にとらわれないDXプランへと内容を深めることができます。
また、自社だけでは実現が難しいようなDXプランでも、その場にいる他社と協力する形で実現方法を検討するなど、業界を越えたコラボレーションの可能性も探っていただきました。これは当プログラムが異業種交流型であるからこその特徴です。
上司も参加するメリットは他にも、DXプランを実行に移していただきやすいという点が挙げられます。受講生の直属の上司が発表を聞いていることは、社内で実行する際の第一関門を突破している状態でもあります。
修了式後には、今後どのようにDX戦略に反映させていくか参加企業様同士が盛り上がった様子でした。受講生の皆様には、学んで終わりではなく自社に持ち帰りDX戦略を推し進めていくことがミッションだと実感いただき、2日間の合宿を終えました。
DXリーダーズプログラムに参加してみて
3ヶ月間のDXリーダーズプログラムを終えた受講者の方の感想をご紹介します。
“ここでしか得られない学び・繋がりがある”
DXのテクニック的なところと、DXを進めるために必要なリーダーシップ、プレゼン等幅広いスキルを学ぶことができた。将来有望だと期待されているリーダーの皆様と業界横断で、業界・職種・年齢も様々な方と一緒に過ごすことができ、深い学びと刺激を得られた。
“DXリーダーとしてのスタート”
「人とどうかかわるか?」「どのように合意形成を得ていくか?」がDXリーダーの役割として必要だと学んだ。一過性ではなくこれからの実行のために、学んだことは周りに伝え、他部門も巻き込んで仲間を作っていきたい。日々意識して継続していくためにも引き続き、アルムナイを通じて交流を継続していく。
次回のDXリーダーズプログラムは5月に開講いたします!