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開催レポート|3ヶ月の学びを形に~DX実行プラン発表

DX推進人材を育成するDXリーダーズプログラムの2期生が、最終プログラムとして、3/1~2の2日間に兵庫県淡路島で合宿を行いました。
3ヶ月間の研修を終えた皆様がどのような学びを得て、どのようなDXプランを発表したのか、本記事では最終成果発表会の様子をレポートします。

はじめに

DXは単にシステムを導入するだけではなく、自社とステークホルダーを含めた、人・組織・プロセス・文化などの変容を伴う必要があります。しかし、デジタル技術を活用してビジネスや社会を変革に繋げられるようなDXに必要な人材は、まだまだ不足しているのが現状です。

弊社が提供するDXリーダーズプログラムは、ビジネスデザイン力・パーソナルスキル・データ活用スキルをといったDX推進に必要な力を、網羅的に学んでいただける3ヶ月間の研修プログラムです。

このプログラムでは、講師陣や他社の参加者との交流を通じて、DXの基礎知識、アーキテクチャやデザイン思考などのスキルを身につけ、最終的に自社の課題に関するDX実行プランを作成し、発表します。

発表会の様子

成果発表会では、2期生の皆様が自社の課題に対するDX実行プランを発表しました。発表のテーマは、人材育成、コミュニティ形成、社内データの利活用、お客様への提案や営業施策など、様々な分野にわたっていました。発表では、写真やイラストなどを用いて、自社のステークホルダーやビジネスデザインを分かりやすく説明しつつ、実現のためのアクションプランなどを示しました。発表の後には、講師や他の参加者からの質問やフィードバックがあり、さらに深い議論が行われました。

発表のなかで印象的だったのは、参加者の方々が、自分の仕事に対する思いや情熱を強く表現していたことです。DXは、自分の仕事をよりよくするための手段であり、目的ではありません。そのためDXを推進するには、自社のビジネスや自分の仕事に対するビジョンやミッションを明確に持ち、それを周りに伝えることが重要です。

参加者の方々は、DXを通じて、ビジネスや業務プロセスにどのような価値を創出したいのか、どのような未来を目指したいのか、ということを語っていました。その姿勢は、聞いている人にも感動や共感を呼びました。

参加者からの感想

第2期には様々な業界から10社より、計10名に参加いただきました。所属は人事、DX推進部、営業などバックグラウンドが異なり、20代から50代まで年齢層も幅広い方々がともに学びました。 最終発表を終え、どのようなお気持ちか感想を伺いました。

(機械メーカー DX推進部)

社外の方と研修をしていくと、気づくことがたくさんありました。今回の発表は「デジタル人材育成」をテーマにしました。研修中にいただくフィードバックでは「デジタル人材以外の人たちのことも、考えた方がいいのではないか?」という意見も頂きましたが、毎回気づきがありました。

システム導入・開発もそうですが、やって終わりではなくそのあと定着させることも重要です。デジタル人材研修も研修後のフォローが大事になります。文化の醸成も大事だと思うので、研修メンバーにコミュニティを作っていくこともやろうと思っています。このDXリーダーズプログラムの作り方、運営の仕方を参考にさせてもらいたいと思っています。

(通信サービス 営業)

このプログラムには、先に1期生として参加した先輩から声をかけてもらって、「出てみる?」って言われて、「絶対行きたいです」と答えて参加させてもらい、期待以上の内容でした。
実際、自分がわかった気になっていることや実践できていることもありますが、足りない部分やアーキテクチャを表現することや、行動変容を意識しているかということに気を配り、知識の棚卸の機会になったと思っています。中でも、このようなつながりの機会をいただけたことは一番大きいことだと思います。

参加者の方々は、3か月間の研修を通じて、他社との交流やネットワークを築いたことにも大きな価値を感じてくださっています。同じDXに関心を持つ仲間として、互いに刺激を受けたり、励まし合ったり、学び合ったりすることができる点は、このプログラムの最大の特徴です。

当プログラムは修了して終わりではなく、アルムナイとして研修後もこの繋がりや継続的な学びの場を提供しています。

参加者の上司からの感想

成果発表会には参加者の上司の方々も参加されました。プログラムや発表に対して、感想を寄せてくださいました。

(国内銀行 執行役員)
プランを聞き、研修プログラムの内容が濃く、皆さんが本気で真剣に取り組まれたことが伝わり、素晴らしいです。結果に向かって一生懸命やったプロセスは私たち自身を成長させてくれると思います。参加者のそういう姿を見て、今日から私自身も初心に返って一生懸命頑張りたいという気持ちになりました。

アルムナイネットワークがあるのが本当にこの研修の良いところです。先日、1期生とその上司の集まりに早くも声をかけていただいて参加してきました。1期生の皆さんは上司を含めて非常に緊密な関係を作られていて、会は非常に盛り上がっていました。ぜひ2期の皆さんも、この後もそういう関係を作っていってほしいです。

(化学メーカー 人事部)
非常に素晴らしい発表をお聞きして、次世代のリーダーにふさわしい方がたくさん育っていくことが非常に楽しみです。

プロジェクトを行う際「こんなシステムをいれてみたらいいと言っているので、入れてみたい」という発想になりがちで、実際にPoCではある程度うまくいくが、実装したら失敗したということはよく聞きます。 

そこから考えますと、この研修で皆さんが「お困りごとに対応するところから出発している点」がよかったと思っています。

おわりに

プラン発表と皆様からの感想をお聞きし、プログラムを終えたことで、DXに関する知見はもちろん、普段の業務では得られない気付きを獲得していただけたと感じました。

DXリーダーズプログラムを通して、自社のDXを推進する人材として必要なマインドセットやスキルを身につけていただきます。また、参加者自身の学びだけにとどまらず、実行プランの作成・実行フォローやアルムナイ交流を通し、貴社のDX推進へ還元することができる内容です。

DXとは難しいものではなく、現代のビジネスの在り方を変えることができる有効な手段です。自社の変革を担うこれからのリーダーに、ぜひ受講いただきたいプログラムです。

受講生のバックグラウンドは様々です。人事部門やDX推進部門として、データの有効活用やDX人材育成計画を立案される方、営業としてお客様のDXをともに目指す方など、デジタルを活用した変革に取り組みたいという思いを持った方々が集まる学びの場です。

今後もDXリーダーズプログラムは継続して開催いたします。異業種の考えに触れ、ともに学ぶこの機会に、ぜひ参加をご検討くださいませ。

DXリーダーズプログラムの詳細はこちらよりご覧いただけます

第5期は12月6日開講!エントリー受付中です

パソナデジタルアカデミー編集部

当サイトの執筆者はパソナデジタルアカデミー編集部のメンバーです。DX人材育成を掲げ、社内外で研修を行いながら最新情報を発信し、お役立ち記事を提供しています。また、プログラムの営業も日本全国で積極的に行っています。

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