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DXで成果を出す企業の特徴とは?ー最新レポート「DX人材戦略白書2025」を公開!

DXに取り組みつつも、その成果を出すことに課題感を抱えている企業は少なくありません。DXの成果を、「企業デジタル技術を活用し、業務やビジネスモデル、価値提供の仕組みを根本から変革し、競争力の向上・新たな価値創造によって持続的な成長を実現すること」と定義すると、そのために必要な要素は何なのでしょうか?

そこでパソナグループは、全国のDXを推進する企業440社を対象に、DXの取り組み状況や人材育成の実態調査を実施。調査の結果から得られた、DXで成果を出すための要素について多角的に分析した「DX人材戦略白書2025」を2025年9月に公開しました。

本記事では、DXで成果が出ている企業と苦戦している企業の特徴の違いから、成果を出すために必要な要素をまとめます。

DXで成果を出すために ー DX推進体制の差から読み解く

IPA「DX白書2025」によると、国内企業の約7割がDXに取り組んでいる一方、DXの成果を出せている企業は2割程度にとどまります。特に「新規事業創出」や「ビジネスモデルの再設計」など、企業の戦略や組織のあり方そのものを見直すような構造的な変革にまで踏み込めている企業はごくわずかです。
成果が出ている企業と苦戦している企業で、DX推進の進め方を比較すると以下のようになります。

成果が出ている企業苦戦している企業
DXの位置づけ経営課題の解決手段業務効率化・デジタル化
DX推進体制部署横断で取り組む各部で対応・限定的

DXで成果を出すために ー DX人材育成の差から読み解く

DX推進のために人材育成が欠かせないことは、IPAの「DX白書」や経済産業省「DXレポート2」でも繰り返し強調されています。しかしDX推進の現場では、DXで成果を出すために必要な人材の定義や育成方法の、具体的な指針や成功事例が十分に共有されていないのが現状です。
成果が出ている企業と苦戦している企業で、DX人材育成の方法を比較すると以下のようになります。

成果が出ている企業苦戦している企業
DX研修での
重視ポイント
課題発見、価値創造、
リーダーシップ
ITリテラシー・ツールの使い方
DX研修の進め方DX人材の定義を行う
幅広い学習内容を段階的・計画的に網羅
DX人材の定義はあるが育成計画がない
個人単位で実施

まとめ “成果につながるDX”に必要なこととは?

DXで成果を出す企業には、以下の特徴が共通していると言えます。
・DXを経営課題の解決手段として位置づける
・部門横断で推進する体制が整っている
・ITスキルに加え、課題発見・価値創造の醸成も重視
・DX推進をリードできる人材の育成に注力

私たちが全国440社のDX推進の実態からまとめた「DX人材戦略白書2025」では、DX進捗状況、人材育成の取り組み、成果を出す要因などを多角的に分析。現場の声と実践知に基づいて、DXを成果につなげるために必要なことをより詳しく読み解いています。

これを読めば、DXを成功に導く人材育成の具体的な方法までわかります。DX人材に取り組まれる方々の一助となることを目指しております。DX推進・人材育成にご関心のある企業・団体様は、ぜひ本白書をご活用ください。

\ DX人材戦略白書2025 /

パソナデジタルアカデミー編集部

当サイトの執筆者はパソナデジタルアカデミー編集部のメンバーです。DX人材育成を掲げ、社内外で研修を行いながら最新情報を発信し、お役立ち記事を提供しています。また、DX人材育成に関するプログラムの提供を日本全国で積極的に行っています。

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